ピロウズの記録3『RUNNERS HIGH』編

916までこのペースでいけるか・・時に軽く半年は更新を停止してしまう自分なので、不安もありますが頑張ろっと。

今回はこれですね。

RUNNERS HIGH

RUNNERS HIGH

前2作に比べるとだんだんエピソード的なものも無くなってきます(笑)

全体的に疾走感があるというか、まさにランナーズハイという感じで元気になれます。

僕はこの時点までシングルを買ってないので、すべての曲はアルバムで聴くことになるんですが(ラジオも聴いてなかったし、もちろんテレビなんかでなかなか見れないし)、まず、これは!と思ったのは『インスタントミュージック』
すごいタイトルだな〜と思い、また歌詞もストレート。

確かにあの頃、インスタントミュージック溢れてた。インスタントミュージックプロデューサーが脚光浴びてた。
売れる曲はこうやって作る!みたいな感じで取り上げられてて。
売れる曲の条件の一つを覚えています。『カラオケで盛り上がれること』
なるほどです。僕自信はそういう曲の存在意義自体は認めてて、あってもいいと思う。一緒にカラオケ行った人がそういう曲を歌って、場を盛り上げてくれることには感謝している。カラオケで盛り上がれる曲、いいと思います。でも「それを狙って」作った歌は、流行って売れても、すぐに消えていくことが多いのではないか。まさにインスタントミュージック。

まあ、僕にとってはインスタントだったというだけで、10年たった今もああいった曲を楽しんで聴いている人もいるんだろう。その人にとってはインスタントでもなんでもなくてその曲は、CDは、一生モノなんだろう。
それはそれでいい、というかあくまで主観の問題だからなんとも言えない。
ただ、当時素人目にも「軽い」曲が多かったような気はするんですよね。その辺を皮肉った歌なのかなっと思います。

ピロウズの歌はカラオケで盛り上がれないけど(同士がいないと)、僕にとっては10年以上たっても聴ける重みがある。一回だけバスターズ2人でカラオケに行き、ピロウズ祭りとも呼ぶべき1時間を過ごしたことがあるが、最高だった!


それはさておき、あとお気に入りだったのが『NO SELF CONTROL
もう、かっこよくて。あれほどにさわおさんの「アウイエ」が遺憾なく発揮された曲も他に無い。ちょっと照れちゃうぐらい「アウイエ」だ。


基本的にどの曲も好きなので、あれが良かったとか書き出すときりが無いからこの辺で。

最後に、インストを普通に聞けたのはピロウズが初めてだった。このアルバムには「Paper Triangle」が入っているんですけど、それまでインストは僕の中で不要なものであり、CDを聴いていても飛ばす対象だったんだですが、ピロウズに限っては音楽だけでも聴いていられたんですよね。
その辺もピロウズに感心した理由の一つになってます。
一番好きなのは「MY FOOT」に収録されている「MARCH OF THE GOD」かな。


さて、ツアースケジュールを。

the pillows RUNNERS HIGH TOUR (1999)
3. 6 渋谷 CLUB QUATTRO
3.13 神戸 CHICKEN GEORGE
3.14 広島 NAMIKI JUNCTION
3.16 岡山 PEPPER LAND
3.18 高知 CARAVAN SARY
3.20 熊本 DJANGO
3.21 福岡 DRUM LOGOS
3.23 大阪 IMP HALL
3.25 名古屋 CLUB QUATTRO
3.27 金沢 AZ HALL
3.28 新潟 CLUB JUNK BOX
4. 1 宇都宮 HELP
4. 3 青森 1/3
4. 5 仙台 BEEB BASEMENT THEATER
4. 7 札幌 PENNY LANE 24
4.10 新宿 LIQUID ROOM

前回からさらに増えて16公演。四国進出。神戸、熊本、宇都宮など、じわじわと地域が拡大。
爆発力は無いけれども、じわじわと理解者を増やしている模様です。