ピロウズの記録2『LITTLE BUSTERS』編

7月4日は名古屋でストレイテナーとの対バンでした。
ライブレポートはRinkoさんのところ参照!
広島への期待が膨らんできます。


さて、それはさておき、どんどん行きます。また僕の思い出話みたいなものです。こんな自己満足エントリでいいのだろうか?と思いながら、もともとこのブログ自体が100%自己満足で出来ていたんだから問題無い!と思い直す。誰かの役に立つ文章なんか一つも無いじゃないか!
ピロウズの思い出を記録しておきたいんです。忘れないうちに。

そういえば「僕とピロウズ」というタイトルがあまりにもダサいので「ピロウズの記録」に変更しました。

今回はこれですね。

LITTLE BUSTERS

LITTLE BUSTERS

前回、「Please Mr.Lostman」を買わずにすませた(結局その後買ったけど)のは、このアルバムが近々出ることがわかったから。多分、1997年の年末か、1998年の年明け頃だったんだろう。(当時大学3年生)

このアルバムが出ることはこの↓パンフ(ライナーノーツ?)をスカイポートでもらって知った。

これの内容はピロウズのオフィシャルサイトのディスコグラフィで大体見られる。
このアルバムで初めて、さわおさんはピロウズの理解者のことを「親愛なるリトルバスター君」と呼んだ。今のピロウズロゴマークもこのアルバムから始まっている。
一応引用しておくと

“親愛なるリトルバスター君へ”

随分長い間、僕は窓の外を歩いている敵を睨みつけてばかりいて、目の前に味方がいるのに満足できずに苛々していた。漠然といつも自分達にしか期待していなかったが、目を閉じて耳をふさいで歩いてきたわけじゃない。理解してくれる人たちの顔は間違いなく僕のエネルギー源の一つだった。“ピロウズがいて良かった”ってキミに言われたいと本気で思った。

リトルバスターズ 』はそんなアルバムなんだ。

山中さわおthe pillows

いま、「バスター君」といえば「彼」のことである。彼はこのアルバムから登場したキャラクターだけど、ただこの当時あのクマをバスター君と言っていたかというと記憶が定かではない。
なんだかいつのまにか彼をバスター君と呼ぶようになっていたような気がするが・・。
でも名前の無いキャラクターというもの変だし、やっぱ最初からバスター君だったのかな。
少なくともタイトルにあるLITTLE BUSTERSと言うのは、ピロウズのファン、理解者のことであり、今でもそれらを指して「バスターズ」、そう呼んでいますね。

ひょっとするとクマの形した「彼」は僕らの分身であり象徴ということか・・。

あと、このパンフには時代をときめく3人(当時)からのコメントが載っている(ホームページで読めます。)
その3人が、桜井和寿トータス松本草野マサムネだったから、さあビックリ。
今でこそピロウズがたくさんのアーティストからのリスペクトされてるとか、業界での人気は高いとか、知っている人なら知っているんだけど、当時の僕はそんなこと知りませんから、このビッグネーム3人がピロウズのCDのパンフレットに登場して褒め称えてるって「どういうこと?」って思っちゃいました。
そして「俺は間違ってなかったのだ!」と変な自信を持ったような。(こういうもので判断しちゃホントはいけないな、うん)


さわおさんとお三方のメッセージが書かれた裏面

CDを聴いた感想は、もう、僕の能力では言葉に出来ないんだけど、1曲目のイントロからもう圧倒され「か、かっこいい・・かっこいいぞぉぉ」みたいなそんな感じでした。(どんな感じ・・?)
やっぱり思ったのは曲のかっこよさもさることながら、詩がアツいということ。じっくり歌詞カードを読みながら聴くのが当時は好きでした。

何回も何回も聴き倒し、このアルバムをいろんな人に貸して薦めた。そのうちの一人は見事にはまってくれて、後年(って10年後か・・)、僕を初めてライブに連れていってくれた。(感謝)

「彼女は今日,」みたいな雰囲気の曲はなかったなあ。ひょっとしたらこういう曲をいっぱい作っていくのかもと思っていたけど。そうではなかった。

「アナザーモーニング」とか「ONE LIFE」とか「ハイブリッドレインボウ」とか、今も人気のある名曲ぞろいですけど、あえて「パトリシア」が良かったと言っておきます。こういうかわいい感じの曲が意外と好きなんですよね。「Funny Bunny」もそうですけど、「Kim Deal」とか「Juliet」とか。(綴り間違ってたらすみません。)

前回『Please Mr.Lostman』で9割方ピロウズの虜に、と書きましたが、このアルバムで100%ピロウズにはまりました。

さて、CDのケースを開けてツアースケジュールを。

the pillows LITTLE BUSTERS TOUR (1998)
3.18 新潟 CLUB JUNK BOX
3.19 仙台 MA・CA・NA
3.21 青森 1/3
3.24 札幌 PENNY LANE 24
3.27 金沢 AZ HALL
3.28 名古屋 CLUB QUATTRO
4.8  大阪 IMP HALL
4.10 広島 NEOPOLIS HALL
4.11 福岡 DRUM LOGOS
4.13 岡山 PEPPER LAND
4.17 新宿 LIQUID ROOM
4.18 新宿 LIQUID ROOM

いきなり倍増12公演。最後は新宿で2days。岡山にも来てくれてる。ひょっとして初だったのだろうか。ちなみに「PEPPER LAND」というのはピロウズを教えてくれた「スカイポート」さんのすぐ近くにあるライブハウスで、僕の通っていた大学から自転車で3分、下宿からでも10分という距離にあった。しかしライブに行くという発想自体が無かったし、ライブハウスはなんか怖そうだし・・というわけで、生ピロウズを見るにはあと10年を要することになる。