あけましておめでとうございます。
またしても2ヶ月更新せず。facebookの影響は否定できない。せっかく長いこと、日記的に思うところを綴ってきたものだから、自然消滅はもったいない気がしてるので、細々と続けて行きたいな、と思っております。今年もよろしくお願いします。
とりあえず、最近書いてなかった本の感想なんかを・・・。全部東野圭吾さんの作品。読破計画実行中。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/03/03
- メディア: ハードカバー
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うーん、読みやすいけど・・。最終的にはそうですか〜という感じで正直面白いとは思わなかった。加賀シリーズは全部読んでるし、「卒業」とか「どちらかが彼女を殺した」「新参者」とかは面白かったから、期待して読んだんだけど、前作「赤い指」あたりから路線変更?「家族」をテーマにしてる感じですね。自分がそういうものを求めてないというだけかな。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/10/25
- メディア: 文庫
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おそらく初期の作品。こういう探偵モノは今は書かないけど、個人的には結構好き。特筆してオススメするわけではないけども、まあまあ面白かった。
- 作者: 東野 圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/06/06
- メディア: ハードカバー
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ガリレオシリーズ長編第3弾。2005年に「容疑者Xの献身」を読んで衝撃を受け、すっかり東野ファンになってしまい、その後、ほとんどの著作を読んできたけど、やはりこのシリーズには特別期待してしまう。
第2弾の「聖女の救済」も、多少引っかかるところはあったものの、意外な結末に驚き、非常に面白かったと記憶している。
作品の読みすぎなのか、最近、東野圭吾さんの小説がどうも面白く感じられないことが増えてきてしまっているが、この作品に関しても、がっかり、とは言わないまでも物足りなさが残ってしまった。やたら複雑で地理的にも広範な人間関係を徐々に紐解いていくが、その過程が淡々としていて、本当にただ、徐々に明らかにしているだけ、という感じがしてしまった。最終的には驚きの結末という形にはなっているが、シリーズ前2作に比べると意外性は小さく、正直「面白かった、是非他の人に勧めたい」というような作品には感じられなかった。期待が大きすぎたのかもしれないが・・。
余談だけど、ガリレオシリーズについて、映像化されたものは見ないようにしていたのに、一昨年かな?テレビでやってた「容疑者Xの献身」を見てしまったことで、全部あの登場人物で脳内再生されるようになってしまった。また、東野圭吾さんも、あちらに合わせるようにキャラクターを登場させたり、描写をしたりしているように感じて、なんかちょっと寂しい感じがする。