ピロウズの記録④「カーニバル」「RUSH」編

オリコンデイリーチャート(9/1付)みると『雨上がりに見た幻』が3位でした。
だからどうってことは無いんだけど、ちょっと気になったので調べてしまいました。
ピロウズはヒットチャートのような「他人の評価」を気にして曲を作るようなアーティストではないから、あんまりチャート、チャート言ってたらバスターズ失格になってしまいそうなので、この話題は終了。

さて、ここから本編。

『RUNNERS HIGH』のあとから暫くは、シングルもちゃんと?買っていた。『HAPPY BIVOUAC』以降は買わなくなってしまったから、この時期が「第一期ピロウズ没頭期」だった。(もちろん第2期は今)

まず、『カーニバル』

カーニバル

カーニバル


「アハハハハハハハ」が非常に印象的だったこの曲、かの「カウントダウンTV」のエンディングテーマになってました。
ピロウズのタイアップなんて初めてだったから、当時は「やばいよ、これ、みんな気づいちゃうよ、売れちゃうよ」
って本気で思ってた。まあ、ご存知の通り、そんな心配は杞憂に終わったわけですが。

ピロウズのCDジャケットはかっこいい!って前にも書いたんですけど、この頃のジャケット特に好きなんです。本当にかっこいい。改めてみてみたけど、さわおさん、いやみんな、若いな〜。ジャケットの男性が持ってる水鉄砲をさわおさんが持って、なにかお星様のようなものをを発射しております。

改めて読んでみるとこの歌詞も深い。『キミ』を『個々のバスターズ達』にどうしても読み替えてしまう。


次『RUSH』

RUSH

RUSH

あれ、画像ないのか・・。このジャケットもかっこよい。CDのデザインも。


こわがらないで ほらキミは自由
このやまない雨に 濡れながら行こう
大人になった悲しみに
耐えきれず胸が痛くても
迷わないで まだ夢の途中
あの雲の向こうに 今 キミを連れ出したい

自分自身に向けた歌なのだろうか?


amazonのページに掲載されたてた紹介文がおもしろかった。

ブレイク間近といわれて早ン年、ついに来たか!と思わせるほどのキレで勝負するピロウズの新曲。ストレートで軽快な1、山中のソングライティングが爆発した23、どれもが紆余曲折を重ねてきた彼らならではの{ロック魂}全開。やっぱイカシてるぜ!
内容(「CDジャーナル」データベースより)

1とか23というのは1曲目、2曲目3曲目という意味だと思う。ちなみに、
1. RUSH
2. She is perfect
3. Sleepy Head
です。

ブレイク間近といわれて早ン年(笑)
本当にずっとこんな感じだった。今もブレイクしたというわけでは無いけど、当時とは比べ物にならないくらい知名度も上がった。露出も増えた(20周年の今年限定なのか)。

結局この曲でも「ついに来たか!」とはならなかったわけですが、これらの曲は10年も前の曲。どかんとブレイクするわけではなく、キャリアを重ねるごとにファンを拡大していく。しかも20年もの間。こういうのはすごく珍しいことじゃないかと思う。すごいヒット曲があるわけでもないけど、10年経って気づいたら、こんなに大きくなってるんだから。

当時の私は武道館公演なんて想像もしていなかったし、ピロウズは売る為の曲は作らないから、売れない。でもそれがいい。って思ってた。けど違ったなぁ。