選挙・・。

参議院議員選挙はまあ、予想以上の結果でした。

長く続く自民党を中心とした政権に不満のあった私は、参政権を得て以来、ずっと野党に投票していた。

それでも自民党は政権の座に居続けたし、無力感を感じていた。

数年前から風向きが変わり、郵政選挙では愕然としたが、この参院選でやっと与野党が逆転した。

とりあえず、非自民政権がどんなことするかを見てみたい。何も変わらなかったらその時点で「誰がやっても一緒」と言いたい。

でも、与野党逆転といっても参議院でのこと。非自民政権が誕生するとしても、数年はかかるだろな。次の衆院選では今回「民主党に勝たせすぎた」なんて言って自・公が過半数取る予感。

小泉さんの、国民の公務員嫌いを利用した「郵政選挙」の戦略も見事だが、あれに引っかかって自民に投票した人がいたなら、今回は民主党に入れたんだろう。(それ以前も選挙に行ってて自民に入れ続けてた人は別)

そういう人は、あの戦略にひっかかって、自民党に3分の2の議席を与えた張本人なんだから、今の自公政権が暴走したって、政治に文句言うのは筋違い、と言いたいところだが「だまされた」って思ってんだろうからしょうがない。
政治は郵政だけではないのは「アタリマエ」だし、年金だけではないのも「アタリマエ」だ。
なのに「郵政民営化賛成か反対かの選挙です!」って言われて郵政民営化がどういうことなのか、自分なりにも考えて投票した人がどれだけいたか。たぶん「郵便局員=公務員」+「公務員ムカつく」=「民営化賛成」これぐらいの思考で自民党に入れまくった人がいっぱいいた。小泉自民の戦略はぴったりハマッた。

今回も実は似たようなもん、の気がする。年金への怒りだけで投票した人多いだろうな。まあ人それぞれ投票に関して考えあって、それもいいんだけど。


話は参院選に戻って

投票率6割にも満たない。日本は平和ってことだ。現状に不満が無い人が多いってことだ。それはすばらしい。

でも、投票しないという事は「投票した人に任せる」ってことだから、今後「投票する側の人間」が作り上げる日本が、どういう結果になっても文句は言わないで欲しい・・。