センター試験のトラブル

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070121-00000006-khk-soci

昨年の大学入試センター試験で導入され、ICプレーヤーに不具合が相次いだ英語のリスニング(聞き取り)で、今年も全国的にトラブルが発生した。入試センターによると、227大学などの会場で少なくとも394人が20日、不具合を訴え、再テストの対象となった。実際に再テストを受けたのは381人。東北では6県20会場の計23人が再テストを強いられた。同センターは機器を改良し、予行演習もしたが、トラブルを回避できず、またも課題を残した。

うーん。どうやら今年のセンター試験は55万人以上が受験したようなのです。そのうちのどれぐらいがリスニングの試験を受けたのかわかりませんが、かなり大部分の受験生になるはずです。まあ数十万人規模ですよね。
それで不具合が394件。これって多いんですか?それともゼロにしろといっているのでしょうか?
印刷物であるテスト用紙のうち数百枚だけ違う文字が印刷されてた、とかなら別ですけど、デジタル機器を数十万台同時に動かして不具合(操作ミスも含んでる?)ゼロってそもそも無理っぽい気がするのですが・・・。しかも「不具合」といっていますが中には、「ヘッドホンのサイズが合わなかった」ってこれは機器の不具合じゃないし。

もし限りなくゼロに近づけたいなら、リスニングのテストの30分前に全員集合。ICプレーヤーの操作法を指導して、テスト用のフレーズを聞かせる。聞き取りにくい、サイズが合わないなど不都合があればその場で交換。ここまでしても実際にテストが始まれば、なんらか不都合を訴える人はいると思いますが。ゼロってこの試験の方法だと多分無理なことだと思います。試験方法自体を考え直すべきじゃないでしょうか。

以下、独り言
数十万台の機器を動かすから、どうしても不具合が出るのであって、いっそクラサバにしてしまってクライアントはスピーカーのみにしてしまってはどうでしょうか(笑)管理がだいぶ楽になると思いますが。