実務修習

来週1週間、実務修習のカリキュラムの中のひとつである、不動産の鑑定評価に関する講義(前期)が行われます。
開催地は東京ですので某地方都市にいる私は宿泊しての出張になります。(もちろん自費、事務所からの補助はありますが・・)
実務修習の中ではこのような講義が2回(前期・後期いずれも東京)と基本演習と呼ばれる講義が3回(東京もしくは大阪)行われます。

来週からの講義は1日90分×4単位(初日のみ5単位)で5日間ありますが、毎時間ごとにテストが実施され、その結果いかんによって単位の認定の判定が行われます。ただ講義を受けてくるだけではないのです。
テキストは渡されておりますので前の日に次の日の内容を予習して臨むつもりです。単位が取れないなんて洒落になりませんし、試験から約4ヶ月が過ぎ、知識もかなり飛んでいってしまっていますから。

ちなみにこれらの5回の研修の費用が協会に支払う37万円あまりになります。
高いか安いかといえば、実施するほうから見ればそう高くはないと思います。それぐらいの費用かかるでしょう。
ただ支払うほうとしては重い数字です。私は指導鑑定士に支払う費用は免除していただいているのでこの37万あまりしか出費していませんが、話に聞くと事務所勤務でも費用をキッチリととる方もおられるようです。もちろん今回の実地演習の中身を見ればボランティアでできるような内容ではないですし、そういうことも当然あると思います。

旧制度でも、指導鑑定士にお金を払うシステムは存在していたようですが実際に払っていたというケースはあまりないようです。
新制度では演習のカリキュラム(類型・件数・期限)もきっちりと決められ、指導鑑定士の負担も重いことから実際に払わなくてはいけないケースも増えそうな気がします。

話はそれましたが、来週から頑張ってきます。また戻ってきたら報告できればと思います。